---じゃあ、城戸学園の高校生女子用制服。それから...スポーツブラな。
あ、そうそう白のニーソックスもよろしく...サイズはさっき伝えた通りだから。
---ミロ...それを俺に用意しろっていうんですか?
電話の向こうの氷河の声はとまどっている。
そりゃあそうだろう、14歳の男子中学生が買うには恥ずかしすぎるものばかり。
赤面している表情まで見えるようだ。
だがそこは「クール」になってもらわなくちゃ困る。俺はさらに言う。
---おいおい、氷河。俺はお前の「後見人」だよ?
それにさあ、カミュが着る服が無くて困ってるっていうこの現実。どうにかしたくないワケ?
---だからって...なにも制服でなくても...。
---わかってないなあ...制服はロマンなんだよ。ファンタジーなんだよ。つまりは男の夢なんだよ、氷河、お前はカミュの「絶対領域」を見たくないとでも言うのか..?
---わ、我が師の絶対領域...。
そこで、ごくっと唾をのむ音がし、つぎに妙に張り切った声が返ってきた。
---わかりました!手に入れます!!
俺は車田泣きで答える。
---よくわかってくれた、さすがお前は我が親友の弟子...!!
ある夜半。そんな電話が天蠍宮と日本の城戸邸の間に飛び交った。
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さて、ここでちょっと話はさかのぼる。
女神の御加護によって聖戦後の命を得た俺たちだったが。
ムウとアフロディーテは女だった。そして、なんとカミュも。
(海外ANIMEではもう既にムウとアフロディーテは女だったらしいが。)
そうそう。
これは、こっそり聞いたからナイショなんだけど。
ムウの体型なんて凄いんだぜ。
身体は20歳、肌なんてぷりぷりですよ、もう涎もんですよ。
身長は172cm。体重61kg。
スリーサイズは91-60-86 cm... のEカップ。
なにそのスペック...去年のプレイメイトと同サイズだ。
(俺はこんな所はとても記憶力がいい。)
女神の裁量で、女体化した聖闘士は身長は約10cm減。
体重などは身長を考慮して補正したらしいんだがこの身長でこのスタイル。
聖闘士やめてもプレイメイトになれるなあ...なんて思って上から下まで...。
まあつまりムウの胸からウエストからその下のヒップまでの凄いS字カーブをじーっと見ていたらムウに冷たい視線で睨まれた。
ついでにスッゲー冷たい視線でカミュに睨まれた。
...すみません、自業自得です。
しっかし、ロリ顔巨乳で戦闘能力最強クラスなんて、どこのエロゲですか?
それとも中二病アニメですか?
と思ったのだが、まあ俺は大歓迎です。
ちょっと気になることがあったので、酒の勢いを借りてムウに聞いてみた。
色白巨乳アジアンビューティと飲むのもこれでなかなかオツなもんだ。
アフロディーテももちろん奇麗なんだが。美貌に更に凄みが増して、酔うというより正直かなり緊張する。
なんというかアンタレスを撃つ前にブラッディローズで喰われそうな感じっつーか。
...いやいや話を戻そう。
ムウはちょっと気難しい奴だと今まで思っていたのだったが。
AEを一緒に撃ったよしみ?と酒の力で話が弾んでいるうちに上手く本題に突入できた。
「あのさあ...。蘇るとアッチのほうも、初めて...になるわけ...?」
するとムウは、その白い頬にふふっと含みを持たせて微笑み。
「...聞きたいんですか?」なーんて言う。
おまえ...その会話テクニックは六本木でも銀座でも思いっきり通用するよ。
男としては悔しいが、もちろん聞きたい俺は身を乗りだす。
「すまん...教えてくれ!!」
もうなりふり構っている状況ではない、聞きたいもんは聞きたい。
男の足元を見られていると言われてもいい!
すると奴はさらにふふふ。と笑って
「...ご想像のとおりですよ。」
なんて言う。
...マジですか!? カミュはバージンですか?
そうなんですか!?そうなんですね?!女神ありがとう!!
俺は天を向いてガッツポーズをとって滝涙を流した。
すると、ムウがちょっと不思議そうな顔をして言う。
「そういえば、あなた達はどうなっているんです?もともとつき合っているんでしょう?」
「いや...それがさあ..。」
と、今度は俺がムウに愚痴る羽目になってしまった。
まあ、実は...困った事に。
カミュは胸が小さめな事を気にして嫌がってなかなかやらせてくれない。
もう復活後一ヶ月経ってるんだぜ? もう俺の我慢も股間も限界だ。
でも無理矢理..なんてしたくないし...。別に俺は微乳でもいいんだ!カミュなら!!
それにきっと美乳だと思うんだよな!!うん、間違いない。
と、声を大にして言いたいのだが、そこを上手く言えなくて悩んでいる..。
だけどな、聞いてくれ。
自慢じゃないがカミュのスペックも凄い。カミュ18歳..絶頂の肉体ですよ。
肌なんて静脈が透き通るくらい白くてつるりとしていて...たぶん弾力があって...もう涎もんだよな。
そんでもって身長174cm。体重59kg。スリーサイズは 80 - 61 – 86。
どこのスーパーモデルだよ!!っていうスタイルでさ..。
すらっとした足なんか...ニーハイブーツにピンヒールで踏まれたいぐらいの凄い美脚!
で、あの冷たい目つきですよ。うう、たまらん。
ツン(デレ?)最強美女キャラって...どこの中二病アニメよ..って、また言いますけどね..。
これで強気で睨まれたらひれ伏しちゃうね、全く。
でもこんな体型でも、何故か女としては悩むらしいんだ。
で、俺はムウに今日の事を話し始めた...。
「今日さ、買い物から帰ってきたカミュが、ものすごく落ち込んでいたんだよね。」
「ええ、知っていますよ。だって私と一緒だったんですから。」
ムウの話すところによると、昼間一緒にランジェリーショップに行って来たらしい。
まず、店員はムウのスタイルに張り切って
「ええ、当店は沢山取り揃えております。デザインはもちろん、大きいお胸の方にも補正力も抜群。セクシーで機能的なものもございますよ。」
と、沢山の下着を出してきたんだそうだが。
カミュの採寸ではなんだか相当困ったらしく。
「Aカップ未満の御胸ですと..。こちらの商品シリーズしかおいてございません、申し訳ありません...。あ、そうそう、こちらのBカップからあるシリーズでしたら、パットをつければ着こなしも自在ですよ。かわいいレースのシリーズも..。」
と口を濁しながらいろいろ出してきたらしい。
だが、カミュはもうそのあたりは聞いておらず。
途中の一言だけを聞いて氷点下に凍った。
「パット...。そうか私にはパットが必要なのか...。」
そう、静かに言ったと思うと。
店内を飛び出し、目の前にあった電柱を2~3本軽く凍らせ。
泣きながら光速で走っていった...らしい。
こういうときには、俺は上手い言葉は思いつかない。
「気にすんなよ..。」
と俺が言えば言う程。
「ミロは胸が大きい方が好きなんだろう?」と涙目になり。
しまいには壁を向いて、いろいろ凍らせている。
...おい、俺のシャツ凍らせんな。
そういえばこの前見つかったグラビア雑誌..あれがヤバかったかな...。
巨乳ばかり載っていたからな。
だってしかたないだろう、グラビア雑誌なんて大体そういうものだし。
そういうのが好きって訳じゃないんだ..いや正直好きだけど..。
いやいや違う!!ただ、オネエちゃんの裸をみてると元気になるのが男の習性ってやつで...
お前も元男だったら解ってくれよー!!
と俺は涙目になりながら泣く泣く雑誌を捨てたんだった。
そこで俺は考えたんだ。
ここはやっぱりカミュに自信を持ってもらうしかない。
なかなか似あう服が見つからないまま、俺のぶかぶかのシャツで過ごすのも勿論悪くない。
悪くないどころか大歓迎だ。
シャツの袖まで指先が余って細い指がカフスをアンニュイにたくし上げてる仕草なんてマジで可愛い。
でも、やっぱり似あうものを着ると気分も変わるし自信もつくと思うんだ。
だが、いきなりセクシーなドレスを贈っても今のカミュの調子じゃあ氷の棺に閉じ込められそうだし。
どんな服をあげたらいいんだ?と悩んでいた時、ちょうど氷河が聖域に来た。
先週挨拶にやってきた城戸学園の男子制服は紺のブレザー。
そこで俺は思ったんだ。
日本でもロシアでもスクールガールの制服が可愛くない文化なんて存在しない!
フランスは制服がないけれどB.C.B.Gのオンナノコ達のチェックのスカートの着こなしは凄く可愛い。
制服が可愛いというのは俺の持論だが。
いやこれは世界共通認識だと思う...思いたい!
だってtATuだってそうだったし。AKB48だってそうじゃないか!!
---俺のみた制服は正義だ!
いや、この台詞言ってみたかっただけなんですが..。正義だよな、うん。
そこで氷河に訊ねたところ女子制服は紺のブレザー。
スカートはタータンチェックのプリーツ。
これにニーハイの白ソックスを履いたら、カミュに似あわない筈は無い。
氷河も同意見のようで、もの凄い頷いていた。
流石、俺が認めた男なだけはある。見る目が確かだ。
氷河に制服を送ってもらったら。
カミュに「絶対領域とは何だ!」と言ってもらう。
それを写メに取って氷河に送る。少々悔しいがこれは男と男の約束だ。
ついでにそのままうっふんな展開になると更に嬉しい...。
が、今はそこまでは考えるまい。
まずは絶対領域の確保が最優先作戦だ!!
...フッ...夢だな。
ニッポンの制服が到着する日が...とても...楽しみだ...。
2011/3ぐらい?
オワル。
ニーソには夢が詰まってますよね...!!!..正直体重設定に迷った..!